コラム

データ入力代行サービスおすすめ10選|依頼するメリットや選ぶ際のポイントを解説

2023.02.01

データ入力代行とは

データ入力代行とは、名刺や顧客リスト、アンケートの集計や申込書などあらゆるデータを、ワードやエクセル、またはパワーポイントなどのソフトに代理で入力するサービスです。企業の情報や資料だけではなく、個人で情報を管理する際にも利用できます。

データ入力代行を依頼できる作業

データ入力代行会社に依頼できる作業は主に次のようなものがあります。

作業内容 料金の相場
名簿データ入力(1項目につき) 3円~9円
名刺データ入力(1枚8項目につき) 20円~50円
アンケートデータ入力(1項目につき) 0.5円~1.5円
冊子・本のデータ入力(1文字に月) 0.3円~0.9円

また、冊子や本の場合は、スキャニングのサービスもあります。

データスキャン(ADF・200dpi) 白黒:4円~5円(1枚につき)

カラー:8円~11円(1枚につき)

データスキャン(フラットヘッド・200dpi) 白黒:15円~22円(1枚につき)

カラー:23円~31円(1枚につき)

データ入力代行のメリット

データ入力を代行会社に依頼するメリットについて見ていきましょう。単純作業であるデータ入力をアウトソーシングすることで、作業効率や生産性の向上が期待できます。

本業に集中できる

データ入力を外部に委託することで、正社員は社員にしかできない業務に集中できます。
たとえば、セミナーで収集したアンケートを社員が入力すると、集計が終わるまでに膨大な時間を費やさなければいけません。代行会社に依頼すれば、社員は入力されたデータをもとに参加者の属性やニーズを分析し、次のセミナーの内容を考えたり、顧客に提供するサービスについて検討するなどの重要な業務に集中できます。

人件費や工数などのコスト削減につながる

データ入力を外注すれば、人件費や工数のコストを削減できます。データ入力のために派遣社員やアルバイトを雇った場合、社員が手順を教えなければいけません。またデータ入力専門の人材ではないため、入力ミスが起きる場合や想定以上の時間がかかる可能性があります。
データ入力のプロに依頼すれば、素早く正確に入力作業が終わるため、結果的に人件費や工数の削減が期待できます。

急な入力作業にも迅速に対応できる

データ入力代行会社なら、急な入力作業を依頼しても迅速な対応が期待できます。たとえば、DMを週末までに送付するために名簿の入力を3日後までに終わらせたい場合、ほかの業務も抱えている社内の人間に対応させると期日までに終わらない可能性があります。データ代行会社であれば、データ入力を専門に受託しているため、社内対応よりも作業効率が良い場合が多く、希望納期通りに納品される点がメリットです。

データ入力代行のデメリット

データ入力代行のデメリットもあります。データ入力を依頼する前に、以下の点に注意しつつ代行会社を選定しましょう。

作業内容や委託会社によって料金に幅がある

データ入力の料金は、各代行会社それぞれが定めています。データ量によって料金を設定している会社や、納品までの期間で料金を決めているところなど、料金設定の仕方もさまざまなため、委託する会社によって同じ作業を依頼しても料金が変わる場合があります。

またデータ入力の料金以外にも、依頼した企業に出向いて入力作業を行う場合には、出張料を別途請求されることもあります。
見積もりを取るときに、1件ごとの単価ではなく発注から納品までトータルでいくらかかるのかを計算してもらいましょう。納期や納品の仕様についても、事前に確認してください。

低品質な代行会社に注意が必要

データ入力は、データ入力代行会社がそれぞれ独自に研修や教育を行った人材が対応します。そのため委託する会社によって作業の質に差が出る場合があります。
中には、中国やベトナムなどの海外にアウトソーシングして、コストを削減している会社もあります。

一般的には依頼者側が納品前にデータ入力の作業を確認できないケースが多いですが、品質をチェックするためにも作業途中でデータ入力の内容を確認できないか交渉することも検討しましょう。

データ入力代行のおすすめサービス10選

データ入力代行を行うおすすめのサービスや会社を紹介します。それぞれの特徴も詳しく解説していくので、会社選びの参考にしてください。

うるるBPO

うるるBPOは取引累計4,800社以上、受託案件の累計は26,000件以上と実績のある会社です。データ入力に特化したサービスを提供していて、国内外の入力センターや在宅ワーカーを抱えているため、スピード納品にも対応しています。

作業員は一定期間の研修を受けて試験にパスしているので、クオリティにも満足感が得られます。ISO27001:2013認定のセキュリティ体制も整っているので安心です。また、メールで問い合わせた場合、最短5分で担当者から電話が入るなど迅速な対応をしてくれます。

プロセス・マネジメント

プロセス・マネジメントは、入力精度99.9%以上とクオリティを重視した作業を行う代行会社です。システムと目視のダブル検査体制を取っており、料金は少々高めですが高品質の成果物を納品してくれます。

社員は個人情報保護士で、さらに第三者機関DXアドバイザーの資格を取得した専門家も在籍しています。

大学や研究機関などの公的機関との取引が多数あり、セキュリティ対策も万全です。またDXアドバイザーによる、オール電子化に向けた業務改善のためのコンサルティングも実施しています。

ナレッジデータサービス

ナレッジデータサービスは、大学や自治体とも取引があるため調査分析や研究データ案件の実績も豊富です。データ入力だけではなく、データの編集や加工も行い、データ分析しやすい形での納品にも対応しています。

もちろん名刺や名簿データやアンケート、冊子や原稿の入力など幅広い分野の作業を依頼できます。専任スタッフが一括で処理するため、800件の名簿リストの場合は、納期5日とスピーディーな対応もしてくれます。

リードコンピュータサービス

リードコンピュータサービスは、官公庁や大手銀行とも取引があり、37年以上の実績があるデータ入力会社です。国内で自社スタッフのみが対応、さらに一人目の入力が終わると別のスタッフが検査入力をするダブル入力方式で作業するため、高い品質を維持しています。

また自社内の独立サーバーだけでデータを管理し、監視カメラと入退室時にはICカードと指紋認証が必要であったりと、セキュリティ対策にも力を入れています。40,000件の名簿入力なら約1週間の納期で対応してくれます。

シスプロデータプロ

業界最安値をうたうスプロデータプロは、20年の実績があり複数の大手企業とも取引するデータ入力代行会社です。中国武漢市のデータエントリーセンターと連携して、2人の入力者で同じ内容を入力し、入力が違う箇所をチェックするベリファイ入力方法を使って作業を行います。

そのため、入力作業は99.98%の精度を保っています。スピード納品にも対応していて、最短2営業日で納品も可能です。コストを抑えながら満足できるクオリティの成果物を得られます。

HELP YOU

株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシング会社のHELP YOUは、大手企業を中心に500社以上と取引があります。クライアントの平均継続利用率が98%で、顧客満足度が高いことがわかります。

専門性の高いスタッフがチームを組んで業務にあたるため、成果物の品質も高くデータ入力以外にも経理、総務、営業サポートやコンテンツ制作など幅広い業務に対応しています。
また、世界33ヵ国に日本人スタッフが在住しており、現地調査や翻訳業務も依頼できます。特急料金を支払えば短い納期の相談も可能です。

リスモン・マッスル・データ

中国に自社のセンターがあるリスモン・マッスル・データは、案件の規模を問わず幅広い業務に対応してくれる会社です。官公庁や大手金融機関との取引が多く、海外のセンターで業務を分散することでコストを抑えています。

また業務を外部委託するBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)にも力を入れています。クライアントが見やすいようデータの整備を提案したり、データ入力以外にもサーバーシステムの構築や、画像の処理プロセスの代行などを依頼できます。

シ・ブリュ

シ・ブリュは、料金は少し高めですが、クオリティとセキュリティにこだわりがあるデータ入力代行会社です。作業はすべて日本国内で行っていてクオリティが高く、クライアントのリピート率が92.4%です。

クライアントの知りたい情報を届けるために、それぞれの案件に適したフォーマットの作成や提案をしてくれます。また、プライバシーマーク認定されているのでセキュリティ対策も安心です。

標準の納期は1週間〜ですが、特急料金を支払えば短い納期にも対応できます。

アレスクリエイション

アレスクリエイションは1997年設立、25年の実績のあるデータ入力代行会社です。官公庁や大手企業とも取引があり、作業は100名の正社員が管理されたオフィスで対応しています。

外注や在宅アルバイトを使わず厳しいセキュリティ対策を取っているため、機密性の高いデータ入力も安心して依頼できます。社内のセキュリティは見学や視察ができる体制にしてあり、作業途中の様子をチェックすることも可能です。

データ入力以外にもニーズに合わせたアウトソーシングに対応していて、熟練スタッフが各クライアントに合わせて仕様書を無料で作成するサービスも行っています。

東京反訳

東京反訳は、文字起こしやテープ起こしに特化したデータ入力代行会社で、年間約2,000件の実績があります。日本語だけではなく、多言語の文字起こしやテープ起こしにも対応が可能。専門分野ごとに柔軟な対応をしてくれます。

専用セキュリティルームを使用しての作業や、クライアントの企業で作業を行う出張サービスなど、万全なセキュリティ対策を施したプランもあります。

最近ではAIの音声認識に学習させるためのアノテーションデータ作成にも積極的に取り組んでいます。料金は、1時間の日本語テープ起こしなら中3日、超特急で当日納品にも対応しています。

入力代行でよくある質問

データ入力代行サービスを選ぶ際の注意点は?

データ入力代行会社を選ぶときには、実績のある会社かどうかを確認しましょう。年間の取り扱い件数または、累計での取り扱い件数を記載しているか、さらに過去に対応した企業名を明記しているか、クライアントのリピート率が高いかなどが参考になります。

見積もりは必ず複数社から取ってください。それぞれに同じ依頼内容を送り、料金や納期などを比較してみましょう。見積もりがわかりやすく書かれているか、担当者の対応は丁寧かなども確認してください。対応が遅いところや回答が不明瞭な会社は要注意です。また担当者がよく変わる会社にも注意が必要です。

データ入力代行サービスに依頼できる作業とは?

データ入力代行サービスに依頼できる作業は、名刺・名簿・アンケートや顧客リストなど、紙面に書かれた情報をデータ化する業務のほかにもいろいろあります。

データ化したものをさらに、クライアントのニーズ別にリスト化するサービスを提供している会社もあります。また文字だけではなく、音声をデータ化する文字起こしやテープ起こしなどの案件を取り扱う会社もあります。

データ入力代行サービスのセキュリティ面はどう確認する?

データ入力を外部に依頼するときのデメリットの1つに、セキュリティ問題があります。社内の重要な機密事項に触れる内容を第三者に託すことに、不安を感じる企業も少なくありません。

データ入力代行を依頼する前に、どのようなセキュリティ対策を講じているのか確認しましょう。プライバシーマークの取得だけではなく、作業するスタッフの入退出はどのようにしているのか、データ入力に使う端末は何か、機密情報や個人情報の保管方法についてなどは把握しておきたい点です。

それぞれの会社の公式サイトである程度確認できますが、不明な点や知りたいことがあれば見積もりを取る段階で直接担当者に聞いてみましょう。

まとめ

データ入力は、社内や自分で行うよりも、専門で対応している代行会社に依頼した方が作業時間を短縮でき、さらにコストも抑えられる可能性があります。

クオリティを重視しているところや、料金の安さを売りにしている会社、スピード納品に対応する会社などそれぞれ特徴のあるサービスがあるので、自社のニーズにあうデータ入力代行会社を探すとよいでしょう。

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